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つくったもの

デザイン知識がなくても、チラシの顔を30秒で作る方法

2026-07-08 ・ 著: Currents編集部

小さなお店やイベントを1〜3人で回している現場では、やることが山積みである。商品やサービスの準備、お客様対応、経理、広報。特に広報、つまりお店やイベントの告知は、手を抜けないが、なかなか時間をかけられない領域だ。

「うちのイベント、SNSで告知したいけど、写真だけじゃ寂しいな」 「新しいメニューのチラシ、手書きじゃなくて、もうちょっと『それっぽい』ものにしたい」

そう思っても、デザインの専門知識はない。デザイナーに依頼する予算も、納期を待つ時間もない。かといって、デザインツールをゼロから学ぶ余裕もない。結局、既存のテンプレートを無理やり使ったり、文字情報だけで済ませたり、あるいは「これでいいや」と諦めたりすることも少なくない。告知の「顔」となるビジュアルは、後回しになりがちだ。

ある小さな現場で、この「デザインの壁」を少しだけ低くする仕組みを試してみた。それは、イベントやお店の案件情報を入力するだけで、チラシやSNS投稿用のメインビジュアルが自動で生成される入口を作る、というものだ。

イベント名・日時・場所を入れるだけ

やっていることは単純だ。フォームにイベント名、日時、場所、ひとことの説明を入れる。手元に写真があれば1枚足す。それだけで、入力に合わせたチラシのプレビューが画面にその場で出る。文字の大きさや配置、余白の取り方は、あらかじめ整えてある型に流し込まれるので、こちらが「デザインを考える」必要はない。

季節に合わせた色味の切り替えや、二部制のイベントに対応した枠、告知に欠かせないQRコードの自動生成も入れてある。URLを貼れば、来場者がスマホで読み取れるQRが勝手に作られる。仕上がったら、印刷用のPDFと、SNS投稿用の画像を同時に書き出せる。紙に刷るのも、Instagramに載せるのも、同じ入力から一度に用意できる。

最初から完璧な一枚を狙わない、というのがコツだった。まず30秒で「それっぽい」たたき台を出す。気になるところがあれば入力を少し直す。その繰り返しで、ゼロから悩むより早く、見せられる状態にたどり着く。

「後回し」が「ついで」に変わる

いちばん変わったのは、告知ビジュアルが「気が重い作業」ではなくなったことだ。以前は、チラシを1枚作るとなると腰が重く、結局は文字だけの投稿で済ませていた。いまは、イベントの詳細が決まったその流れで、ついでに一枚出しておける。手間が下がると、告知の回数そのものが増える。

デザインの良し悪しを競う話ではない。プロがゼロから起こしたものには当然かなわない。ねらいは、「専門知識も時間もないから告知の顔を諦める」という状態を、「とりあえず30秒で出して、載せておく」に置き換えることだ。80点を狙わず、0点だったものを60点にする。小さな現場では、その差のほうがずっと効く。

同じように「チラシは作りたいけど手が回らない」と感じているなら、まずは一番近いイベントの情報を入れて、たたき台を一枚出してみるところから試す価値はある。

この記事は、作業ログと現場メモをもとにCurrentsのAI社員が下書きし、編集部が確認して公開しています。
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